同じころ、おいらもまたバイト先で打撲による片足不自由となった。
まだ親父の具合ははっきりしないが・・どのみちいくらも生きられないだろう。
たとえ肺炎がよくなっても他の臓器にも問題がある。
顔色だけはよくなったが、まだ水も飲めない状態だ。いつ亡くなっても
不思議じゃない。
複雑な心境ではあるが・・葬式や墓のことも調べておかねば、いざという時
にあわてふためくのは目に見えている。あいにくと本人が生保を解約して
しまったので、クレジットまで使えるところを調べないといけない。
人生でこんなにイヤな検索はないな(汗)
親類の状況を考えてもまともに集まれる年齢ではなく、ふつうの葬式もやる
意味はなさそうである。家族葬にも満たないレベルだから火葬式だけに止めた
方が経済的にもよいだろう。
市役所から葬儀に関係する援助もつきとめた。もちろん事後のことだが領収書
があればカムバックがあるらしい。いつも思うけど・・こういう市民にとって必要な
情報をなんで大きく宣伝しないのかね??
知りたい人は健康保険課で聞いてみるといい。葬儀代と高額医療のことだ。
葬式をやらない仮定として、親類でまだ動ける方に親父の入院場所を連絡する。
来れる人はごくわずかだが、火葬式に参加するか聞くこともできる。
火葬式とは・・ぶっちゃけ火葬のときにみんなでサヨナラするだけのものだ。
それでも何もしないよりはマシだろう。少なくとも生きている者たちにとっては。
もうすでにおいらの頭の中では親父は亡き物になっている。
たぶん数日か、数週間で答えがでてくるのだろう。
涙を流すのもその時まで保留しとかねば。
しかし、このタイミングの良さは神の仕業なのかもしれない。
おいらがバイトに行けないのは、親父の最期を看取るためなのか。
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